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Arabian Nights 2004 掲示板

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2004年 10月 31日

改名披露

どうやら、あの青年の安否に関して、不穏な情報がはいっているようですね。

まわりに、かの地に行く知りあいの多いわしとしては、「もしこれが....」とつい考えてしまうんですが、戦士のみなさん、あんな若いもんのひとりやふたり殺したところで、どうなるもんでもありませんぜ。

「国」というのは、いざとなれば「自分の安寧存続のために国民を殺す」もんですぜ。
そもそもあーた方のねらっている「国」は、「戦場に国民を死にに行かせてる国」なんですからね、若いもんのひとりくらい殺されたってビクとも動くわけないじゃないですか。

(...こういう理屈、我ながらなつかしいと思ってしまいましたが、それだけ戦争が遠くなってたってことでしょうね。安全だ、保障だ、セキュリティーだと言葉だけがとびかってる昨今ですが、せっぱつまってくれば、「国に殺される自分」、もしくは「国のために死ぬ自分」という話が出てこざるを得ないんでしょう....)

とはいえ、10万人ですからねえ........。
「復讐がいけない」なんて、平然と言えるようなヤツは、この地球上にひとりもおりませんよ。

復讐となれば、これは冥府魔道。
奥さんひとり殺されて、毎週10人以上殺してた子連れ狼のことを思えば、あーた方の復讐なんて、まったくハカリにも何もかかりません。

....もう、わしらも覚悟したほうがいいかも知れませんぜ。
これだけ殺れば、どう考えたってお天道様が黙っちゃいない。
およそ信心というもののないわしではありますが、天罰というものがこれはありますよ。

米国に協力する国の一員として、バクダンだか毒ガスだか知らないけれど、戦士の方々の刃にかかり、10万人の命のつぐないとして、殺されても仕方がないと、すっぱり覚悟を決めるしかない.........のかもしれない。

でも一方で、ジョーダンじゃない!とも思います。
いったい、いつわしが、米国の肩もって、かの地に軍隊を派遣せよなんて言いました!?
なにも承知して行かせたわけでもないのに、日本国の一員というだけで、あの二枚目とその一党に殺されるなんて、そんなアホな話がありまづか!?

....これも自由と民主主義のおかげだと思いますが、やですよ、ぜったいやですね。
殺すんなら、あのぼさぼさ白髪の人だけにしてくださいよ。
あのひとだったら、いつでも差し出しますぜ。
だって、あの人が「どうしても行かせる」ってゴネたんだから、あの人だけ殺ればいいじゃないですか......という、卑怯未練、卑劣低劣な気持ちも大いにあるのです。

そこで、病気の米国といっしょに心中したくない、同朋のみなさんのために、「わが国の人々だけが助かる」秘策をご案内しようと思います。

10万人であきらめていたんですが、ここはひとつ、賭けてみるしかない.....。

やることは簡単なんです。
タイトルにあるとおり、「改名」をするんです。

なにをって、かの地に行ってるわが日本軍の名前をですよ。

おっとお、「日本軍」じゃないだろって、ああた、「自衛隊」なんて名前が屁のつっぱりにもならないことは、百もご承知でしょ?

なまじ妙な名前でいるもんだから、「自衛って.....じゃあなんで俺たちの国にいるんだよ!意味わかんねーよ、おまーら!!」と戦士の方々のアタマを混乱させて、あの青年も誤解されてつかまることになるんです。

ここはひとつ、もっとわかりやすくて、しかも戦士の方々にねらわれない、素敵な名前にしようじゃありませんか!

では、ご披露いたします。
「サンダーバード」....。

ね.....、ここでポンと膝を打ってくれる方には、これ以上説明の必要もありますまいが、例のごとく、お若い方々のために解説いたしましょう。
(....とはいえ、いまでもよく再放送でやってるし、つい先ごろバチあたりなリメイクで映画にもなったんで、よくご存じかもしれないですね)。

「サンダーバード」は、正確にいえば組織のなまえじゃなくて、乗り物の名前ですね。
組織の方は「国際救助隊」、インターナショナル・レスキューです。

かの地に行ってる軍隊は、わが国の軍隊のようでわが国の軍隊じゃありません。
国というような狭い枠をこえ(インターナショナル)、イラクのみなさん、果ては世界中の方々をお助けしよう(レスキュー)というんですから、これほどピッタリな名前もないでしょう。

番組の中では、彼らに国籍はありません。とてつもない大金持ちが、ただ道楽で世界を救っているだけなんですな。

わが国は、世界からみればまぎれもない大金持ちで、世界を救おうという気持ちもあるんでしょうが、ただ邪魔なのが国籍ですね。

「日本国」の旗をかかげているかぎり、その救う行為は、結局のところわが身のためで、「道楽」なんていう無償の行為には到底なり得ません。

いくらがんばっても、結局、米国の手下となってオレたちをぶっつぶそうとしている、と戦士の方々に思われてしまうだけです。

だったら、国籍なんて捨ててしまいましょう。

国連に大金を払って、日本国として発言力を増そうなんて危ない行為はやめて、その金で無人島に秘密基地をつくるんです。

......こう言っただけで、もうわしらの世代の方なんかはワクワクですぜ。
一見閑静なリゾート地としか思えない南海の孤島で、でも、いったん事あればプールが開き、ヤシの木が倒れて、世にもカッコいいサンダーバードが発進!
困って助けを求める人々のもとに、舞い降りるわけですな。

イラクの方々、および戦士のみなさんの、驚きあきれる顔が目に見えるようですぜ.....。

これには、軍隊を送らないと決めたヨーロッパの方々だって目を見はりますよ。
だって、あの方々だって、わが国のアニメ・オタク文化にどっぷりはまってますからね、
「オーララ!実物じゃん!!あのなつかしの番組に目をつけるなんて、さすが元祖オタク!トレビアンざんす、シェー!」
てなこと言って、ほめたたえてくれるに違いありません。

......とここまで空前絶後のグッドアイデアを考えながら、ただひとつ、心配になっていることがあります。
イラクで、サンダーバード、やってたんでしょうか.....?

by M

# by iraq777 | 2004-10-31 10:43
2004年 10月 29日

10万人

いま、書き込みをしようと思ってちょっとサイトをのぞいたら、とんでもないニュースにぶつかりました。
「イラク戦争がはじまってから殺されたイラク人の数が10万人を超えていることがわかった」というんですな。
ヤフーで見た共同通信発のニュースです。

これまで言われていたのは約1万6000人とのこと(ようするに、誰もまともに数えてなかったってことですね)。対して、米軍の死者は1100人を超えたところですぜ。

1年半とちょっとで、10万人て............。
ちなみに気になって調べてみたら、ベトナム戦争では、15年間でベトナム側が死者約200万人にたいして、米軍約4万7000人だったそうです。

太平洋戦争の4年弱で亡くなった日本人は約200万人、そのなかで、広島への原爆投下で亡くなった方約26万人(落とされた当時の数だと思います)、東京に対する空襲で亡くなった方は、約31万人(このへんの数字、いろいろ説があるようですが)。

フセインが、イラク国民を虐殺した数が約30万人......なんだ、まだ3分の一か.....ってそういう問題じゃないですね....。
それに、フセイン閣下のは30年以上かかって達成した数字。そのスピードからいって、まったく米国の足下にも及びませんぜ。

ついでにこの10万人という数字が、東京ドームの観客数の約何倍かなんて調べてみようとも思いましたが、やめました。
亡くなった方を東京ドームでたとえるなんてとても......。
でも、ひとり体重平均50キログラムとして、全部たせば5000トンの遺体.........。

う〜ぬ......戦士のみなさん、まもなくあーた方もこの数字を知るんでしょうが、どうします?
「目には目を」というのなら、これから先、9.11を33回はやらないと追っつかないってことですぜ(9.11の死者は3062人)。

もひとつおまけに、あーた方がいくらフラフラしてる外国人をつかまえて首を切ったって、1日一人のペースで殺ったとして、2.7世紀かかっちまう計算です。

この数字の公開で、「ブッシュ米大統領にとっても打撃」とニュースでは指摘されておりますが、この欄をご覧の方々はご承知のように、ことは二代目の問題なんかじゃないですよ。
これは「米国の病気」なんです。

でも、戦士のみなさんは果たして、「これは病人のしわざである。復讐するに値しない」と考えてくれるでしょうか....。

......じつは、例の青年の振る舞いに関連して、彼を殺すのを中止させ、今後とも日本人だけ戦士の方々のお目こぼしにあずかる妙案を思いつき、ご披露に及ぼうと思っていたんですが、あきらめました。

これはウソでもムダでもなんでもいいから、「米国=病人説」を世界に広めなければ、あの青年だけでなく、わしらの命があぶない事態になってきたようですぜ。

どうか、あさっての降霊祭で、10万人の殺された方々がよみがえり、全米のみなさんにとりついて、反省をうながしてくれますように.......。
(プラスわしらの国の首相もお忘れなく、彼そういうの好きだから、カボチャの提灯つくって待ってるに違いありませんぜ)

by M

# by iraq777 | 2004-10-29 17:14
2004年 10月 25日

新着情報!

えー、長らく身すぎ世すぎ(ってどういうことか、お若い方わかるのかしら?)でほったらかしになっていたんですが、このサイトに関連した新着情報です。

谷澤さんというお若い方が、今年の3月から4月にかけて、よせばいいのにイラクに赴きまして、まあ、戦士のみなさんにも殺されずに無事帰ってきました。

で、彼はムービーカメラを持っていまして、かの地のいろんな人、とくに若い方々にインタビューを敢行して撮ってきたんですな。

これがですね、なかなか面白いんです。

「イラクにもわしらとおんなじ人がいる!」...って、まあ、あたりまえみたようなことですが、それがよくわかります。

いちいち言うことに、「そうだろうなあ」と相づちが打てるんですから、これはおんなじだとしか考えようがない。

おなじ迷い、おなじとまどい、おなじ楽しみ、おなじ苦しみ...苦しみまでは、もうひとつわかりませんでしたが....。

まあ、あんまりおんなじだと、世の中つまんないとも言えるけど、中東の、イスラムの、こないだまで独裁国のといったら、なんだかそら恐ろしいような魔人・野人がいるんじゃないかと思いこんでたわしのようなアホウがいるから、これでちょうどいいんだと思います。

そう感じるのは、たぶん、ここに出てくる方々が「自分および自分たちとは何か?」と思い、考えてる、とわかるからじゃないでしょうかね。

まあ、やみくもにつっぱしる時期でも状況でもないから、あたりまえだとも言えるんでしょうが、立どまって、どこにもこうにも行きあぐねて考えあぐねて、でもまあそれでも毎日ご飯を食べてゆく.......これは身にしみて、わしとおんなじと感じました(これが、「身すぎ世すぎ」ですね)。
もちろん、迷いの種はあちらとこちら、プラス若さ分だけ違いますが、その心根はおなじでさあ......(涙)。

.....えー、というわけで、ゴタクはともかく、この作品が見られるサイトをご紹介します。
谷澤さんは、まだ20才そこそこかな。
見た目は「かわいい!」ってなかんじの人なんですが、すごいことやる人です。
いまインドネシアの大学に留学していますが、感想などあったらメールで送ってください。

あ、そうそう、これに出てくるクルド人の女の子が、まあな〜んて美しいんでしょう!!!

谷澤さんの作品、「イラクニ接近ス」がまるごと見られるサイト....
http://iraq2003.yeyey.net/TANI/tani_main.html
です。

by M

# by iraq777 | 2004-10-25 07:27 | 新着情報
2004年 10月 08日

祈願成就! 再選二代目!!

.....というタイトルを見て、「またはじまった。わざと反対のことを言って皮肉り野次り、あくどいアホイジメをやるに違いない」.....と期待されてる方もおられると思いますが、そうじゃないんです。

本気で全世界のみなさん、とくに全米のみなさんに、二代目がまた米大統領となるよう応援してもらいたいと思うておるのです。

....というのも、もし米国が、
「用でもない外国にわざわざ出かけて大量に人殺しをやり、自由と民主主義を広めなくては気がすまない病気」
.....にかかっているとするなら、二代目が大統領になろうが、あの「アゴ閣下」が大統領になろうが、やることはやるわけでしょう。

その理論の正しさを、違う条件でもういっぺん確かめてみたい....という「博士の異常な愛情」みたいな気持ちも、あるにはあるんですが、そういうわしの右手の異常性格を左手で押さえつければ、二代目再選はゆくゆく世界平和のためになるに違いないと思うておるのです。

だってもし、二代目が落選してテキサスの牧場に引っ込んで、先代の意志のもと、毎日牛といっしょに遊んで暮らす飼い殺し状態となる.....なんてことになったらですよ、米国の悪事はなんとなく「二代目のせいだ」ということになって、シャンシャンと手が打たれてしまうじゃないですか。

で、アゴ閣下のもとで、今度は二代目ほどアホまるだしでない、もっと巧妙でわかりにくく、自分でもだまされてしまいそうな(というか、たぶんホントにだまされている)「正しい理由」をひねくりだして、似たような殺しを繰り返す.....これじゃ、米国のためにもならないし、これからも米国に殺されるだろう世界のどこかの国の誰かがたまりませんぜ...。

一方、「米国のみなさんが、自由と民主主義の考えと手段でもって、二代目をもういちど大統領にした」
.....となればですよ、二代目は必ずやまた、素晴らしくわかりやすい采配をふるって、みんなの目の前でその結果を出してくれるに違いありません。

.....そのときにはもう、米国のどこの誰だって言い逃れはできないし、ことは二代目ひとりの問題ではなく、「米国そのものの問題」、あるいは「(米国の思いこんでる)自由と民主主義の問題」だってことがハッキリしてくるじゃありませんか。

それと、もしかして「国」とか「大統領」というものが、そもそも問題だ、なんてことにもなってくるかもしれませんぜ.....。

二代目という方は、考えてみれば米国の姿を正直に映す鏡ですよ。
よけいな考えや、心情・良心のようなものに曇らされない、まれにみるまっさらまったいらな鏡です。

この貴重な人材が、米国の大統領として登場したのは、決してなにかのまちがいなんかではなく、きっと天だか神だか偶然だかの配剤の妙なんじゃないでしょうか。

ムーア兄い、兄いの奮闘はわかりますけどね、でもって、二代目を大統領にしたら俺たちは世界の笑いものだ、という気持ちも痛いほどわかりますが、でもやはり、天の配剤というものには逆らえませんぜ。

めでたく二代目がふたたび米大統領となったあかつきには、兄いはきっとその野球帽のつば先を、二代目を乗り越えて全米のアホ・バカの方々に向け、世界を笑い死にさせてくれるに違いないと、いまからワクワクしておりますよ......。

by マタンゴ

# by iraq777 | 2004-10-08 10:04
2004年 10月 08日

いけずぅ、、、

うう、イジワル。
次は必ずネタ明かしてくれると思ってたのに。
読むしかないか、、、

by nabe

# by iraq777 | 2004-10-08 02:47