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Arabian Nights 2004 掲示板

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2005年 06月 20日

バトル・火星人...

いま、国会議員が出演してるテレビ番組というのが多くなってますね。
昔は、日曜日の朝、NHKでしかそんなのは見られなかったような気がするけど....。

で、ご存じのように、たいていこういう番組では、司会者をはさんで両側に席がしつられてありまして、それぞれ違う考えを持つ方々がならんで意見をバトルさせる仕組みになっている。

さっき見たタケシ師匠が司会してる議員参加番組でも、そんなセットが組んでありました。

...ところが、中身がはじまってみると、なぜかみなさんおっしゃることの方向がおんなじ...。
右側も左側も、外国はけしからん、わがポンニチのためにはこうしなければならん...とという趣旨のことをおっしゃる...。

そりゃ国会議員というのは、ポンニチ国のために、ポンニチ国が有利に安全になるように働くもんなんでしょうし、その目指すところが同じなら、言うことも一致したっていいようなもんなんですが...。

...でも、ちょっと不安になったのは、VTRでわが国の首相が訪れるのを反対しようという、韓国の方々の様子がうつったとき...。

このVTRにうつった方々と、スタジオにいる議員の方々は、ノリがおんなじ...。
ようするに双方とも「おま〜らの国はけしからん!」というわけで....。

もし現地とスタジオを結ぶ「対話中継」のようなものがあったならどうなのか?
たぶん席を両翼にわけた意味などなくなって、現地・スタジオそれぞれが、相手をけなそうと激烈なバトルがはじまるんだろうなあという気が...。

そして、これがテレビの番組から、現実の行動にエスカレートしていけば....まあ、久々にめでたくも戦端がひらいて、たがいの死を賭したバトルが...。

「わが国のために...」...この立場に、この心情のなかにあるかぎり、○○国民たるもの、右も左も一致団結、外国とひたすらバトルする運命が、必然的に待ってるような気が...。

だったらここに必要なのは、たぶん火星人...。
「どっちだろうが、どっちでもいい」立場の、究極のフリー教教徒みたいな方々なのかなあと...。

タケシ師匠が、ある時いきなりマスクを脱ぎ捨てて、ふたつの脳、みっつの目をあらわにする日を夢見て...。

by M

by iraq777 | 2005-06-20 23:55


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